ご挨拶

第77回 近畿北陸地区歯科医学大会 会長

一般社団法人 富山県歯科医師会 会長

中 道 勇

中道 勇 写真

本年1月7日にニュ-ヨ-ク・タイムズ紙は「2025年に行くべき52カ所」の中に富山市を選びました。「混雑を避けながら、文化的な感動と美食を存分に楽しめる」ことと「能登半島地震からの復興の一環で、観光客誘致に積極的に取り組んでいる」ことが選出された理由でありますが、このような時に、富山県において12年ぶりに第77回近畿北陸地区歯科医学大会が開催されますことは誠に喜びに耐えません。

近年、口腔の疾患が全身の健康に影響を及ぼしていることが明確となり、高齢者をはじめ多くの人々に口腔の定期的な管理の重要性が認識されてきています。歯科保健医療に携わる我々は常に研鑽を重ね、国民の健康の保持増進と健康寿命の延伸を図っていくことが重要であります。今回の大会テ-マは、「well-being-笑顔の力でつなぐ明日-」ですが、富山県は「well-beingの向上」を政策の中心に据え、県民が健康で充実した生活を送れることを目指しております。

今大会の特別講演①では、俳優で朗読座を主宰し横綱審議委員でもある紺野美沙子氏に「自分らしく健康で豊かに生きる~推し活と朗読がもたらす心の栄養~」と題して「推し活」と「朗読」がもたらす心理的・身体的な効果に焦点をあててお話しをいただきます。人生をより健康的かつ豊かにするヒントを一緒に探ってみたいと思います。

特別講演②では、関西大学社会安全学部特別任命教授の河田惠昭先生に「令和8年度創設予定の防災庁が成功する条件とは」と題して、政治家と官僚だけには任されない革新的改革について防災研究者の立場から新設される防災庁に関するご意見をいただきます。

特別講演③では、公立能登総合病院歯科口腔外科部長長谷剛志先生に「人生100年時代における口腔医療の鍵!~ミッドライフ・クライシスと中年期の食生活~」と題して、40歳過ぎの心の不安定や身体の不調を上手く乗り越えて高齢期を迎えるための歯科としてのサポ-トについてご提案をいただきます。

ニュ-ヨ-ク・タイムズ紙で紹介された世界的に著名な建築家隈研吾氏が設計した富山市ガラス美術館は会場にも近くぜひ訪れていただきたい場所ですが、コンパクトで歩きやすい街を散策しながら、富山湾鮨をはじめ美食をご堪能ください。県内には、史跡・名勝も多く、立山連峰や雨晴海岸、五箇山など豊かな自然に恵まれています。多くの先生方、デンタルスタッフの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

最後になりましたが、本大会を開催するにあたりご支援、ご協力を賜りました関係各位に厚く御礼を申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。