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ごあいさつ

第67回近畿北陸地区歯科医学大会 大会長 一般社団法人 和歌山県歯科医師会 会長 中 谷 讓 二

第67回
近畿北陸地区歯科医学大会 大会長
一般社団法人 和歌山県歯科医師会

会長 中 谷 讓 二

歴史と伝統を誇る近畿北陸地区歯科医学大会を、和歌山の地で12年ぶりに開催できますこと、大変嬉しく思います。今年で67回目の開催と成りますが、これまで継続して開催して来られたのも、偏えに近畿北陸地区歯科医師会の先生方による不断のご尽力とご理解の賜物と、受け止めている次第でございます。先人 先達の偉大なる業績に、改めて敬意と感謝の意を捧げます。

さて、近年 特に自然科学の分野では著しい発展があり、日本から人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究や 青色発光ダイオードの開発で、多数のノーベル賞受賞者を輩出したことは、皆様方の記憶に新しいところであります。

前回の和歌山大会では「知の世紀」をメインテーマに掲げ、21世紀は「知の世紀」すなわち知識や情報が、社会を動かす原動力となる知識社会化が一層進行すると言われています。今大会テーマも前回同様に「知の世紀」を用いて「知の世紀PARTⅡ―科学の進歩と歯科医療新時代―」とさせて頂き、今一度 皆様方と共に 21世紀の日本社会のゆくえと歯科界の展望を考えてみたいと思います。

午前の県民公開講座は、人気時代小説家で2002年に『あかね空』で第126回直木賞を受賞された 山本一力氏のご講演です。知識社会では国民一人一人が、基礎・基本を身に付けることが何よりも重要であり、「読むこと、書くこと、生きること」をテーマにお話頂きます。

午後の特別講演Ⅰでは、東北大学大学院歯学研究科分子・再生歯科補綴学分野教授の江草 宏先生に「再生歯科医療の現状と展望」と題してご講演頂きます。先生には再生医療全般のお話と、今話題のiPS細胞を使った歯科臨床応用の夢のあるお話を拝聴できるものと思います。

また 特別講演Ⅱでは、日本大学歯学部摂食機能療法学講座教授の植田耕一郎先生より「健康長寿を目指す“かかりつけ歯科医”の考え方と手法~診療所を核にした高齢者歯科治療とリハビリテーション~」というお題で、今後の超高齢化社会での歯科診療所の方向性をお示し下さいます。

本年、和歌山県では霊場「高野山」開創1200年祭や、第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」が44年ぶりに開催され、例年にも増して活気あふれる年になっています。そして、歯科医学大会の会場となっている和歌山県民文化会館は、和歌山市の中心に位置し、近隣には和歌山城や県立近代美術館など、徒歩で行ける距離にあります。また 万葉歌人 山部赤人の有名な歌碑のある景勝地「和歌浦」も近くにあり、お時間のある方は是非とも散策して頂きたく存じます。

結びに本大会を開催するにあたり、ご支援 ご協力を賜りました関係各位に心より御礼申し上げ、粗辞乍らご挨拶とさせて頂きます。

 

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近畿北陸地区歯科医学大会事務局

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